どうも。Rieです。
シンmamaナースRieのオフィシャルブログへ
ご訪問ありがとうございます。
実は、私自身、「読書」も趣味の一つです。
最近は、場所を取るので、
電子書籍が主になっていますが…
やっぱり読書といえば…紙本ですよね?
今回は、
芥川賞〜紫綬褒章まで数々の賞を受賞している、
「小川洋子」さん著の「掌に眠る舞台」を紹介していきたいと思います。
さらに、本の紹介だけでなく、
作者の「小川洋子」さんについても
まとめています。
この記事を読めば、
また、本が読みたくなるかも!?
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
「掌に眠る舞台」あらすじ
「掌に眠る舞台」とは、
小川洋子さんの書いた、8編からなる短編集です。
8編すべてが何らかのかたちで芝居や舞台に関わっています。
舞台にまつわる全8編は、
彼方とこちら側で生まれる特別な関係を描いています。
大胆にして緻密、繊細な構成が美しく、
空想ではないリアリティーがあります。
小川洋子さんの新刊✨装画はヒグチユウコさん✨極上の短編集
これは即購入📕『掌に眠る舞台』小川洋子・著 pic.twitter.com/19bH8WfnPa
— 。.: ஐ す ち こ ஐ:.。💍💎 (@SAUTER_suchiko_) September 6, 2022
掌に眠る舞台 #読了
装丁に魅入り、飽きることなく眺め尽くし、本を開いてページを捲る。そして小川洋子の紡ぐ言葉と世界観に感嘆のため息をもらす。登場人物たちはみな遠慮深く、自分の場所を守り日々を過ごしている。掌の小さな舞台上でひっそりと、明確な意思を持って夢と現実の狭間ににいるのだ。 pic.twitter.com/IXAS6ozsjy— m (@km__1136) September 19, 2022
第1編:【指紋のついた羽】
今日もどこかで舞台の幕が上がる。
出てくる人々は皆輝き浮足立っている。
あるいは余韻に浸ってまどろんでいる。
工場の脇の路地に置かれたスパナやネジやビスを踊らせて、
たった一度だけ観た本物のバレエを再現して遊ぶ少女と、
その様子を見守る縫い子さんの小さな舞台※【指紋のついた羽】より抜粋
第2編:【ユニコーンを握らせる】
主人公は、遠戚のローラ叔母さんの家に泊まった「私」。
かつて女優だったという叔母の部屋の食器には、
奇妙なことに舞台「ガラスの動物園」のセリフが書かれてた。
叔母はそれを見事な言い回しで演じる。
いつしか私は、その観客になっていたのである。※【ユニコーンを握らせる】より抜粋
第3編:【鍾乳洞の恋】
第4編:【ダブルフォルトの予言】
事故に遭い、受け取った保険金で
「レ・ミゼラブル」全79公演のチケット購入し、
毎日通い続ける「私」と、
その分身のような大劇場の天井に住むという女性との不思議な交流を描く。
※【ダブルフォルトの予言】より。
第5編:【花柄さん】
観測せず、プログラムだけを買い、
楽屋口で俳優を待ち受けてサインをもらう女性、
【花柄さん】の孤独な死。
部屋で見つかったのは30余年もの時間の堆積物だった。※【花柄さん】より抜粋
第6編:【装飾用の役者】
第7編:【いけにえを運ぶ犬】
青年が主人公の異色作。
演奏会で聴いた、
<春の祭典>の不穏なファゴットのメロディーは、
幼少期に通った<馬車の本屋>のラッパの音色に似ていた。
不意に苦い思いがよみがえる。
それは僕だけが知る邪悪な秘密を暴くかのように鳴っていた。※【いけにえを運ぶ犬】より抜粋
第8編:【無限ヤモリ】
どの作品も幻想的で生と死、夢と現実、
多様な境界線があらわになったり、
揺さぶられたりする短編です。
現役女性作家「小川洋子」とは?
【小川洋子さん大解剖!】
生年月日 | 1962年3月30日生まれ (旧姓;本郷) |
出身地 | 岡山県岡山市中区森下町 |
現在の住まい | 兵庫県西宮市在住 既婚して長男がいる |
経歴 |
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受賞歴 |
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選考委員経歴 |
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その他 |
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※出典:ウィキペディア
今回、「小川洋子」さんを調べるまで、
詳しくは存じなかったのですが…
調べてみて、偉大な現役女性作家さん
なんだということがよくわかりました。
猫を抱いて象と泳ぐ 小川洋子 #読了
とても素敵な本と出会いました。
リアルと非リアルのちょうど境目のような物語でした。静かな物語だけど、主人公リトル・アリョーヒンの生き様が描かれていて、それがまた詩的な熱をもっていて…。
ああ、語彙力が足りない。#読書好きな人と繋がりたい #読書 pic.twitter.com/16GmYOcBke
— 青虫 / 読書垢📖 (@dokusyosensei) January 9, 2023
新年読み始めは小川洋子でした pic.twitter.com/j9qBz4ZAyl
— ハ口 (@______hlwn__) January 6, 2023
「掌に眠る舞台」とは?作者の紹介も!【まとめ】
今回は、
- 小川洋子さん著:「掌に眠る舞台」の紹介とあらすじ
- 現役女性作家「小川洋子さんとは?」
についてまとめてきました。
いかがでしたか?
パソコン、スマホ、タブレットと
文字を書くことも見るってことも
あんまりしていないなんて方が多いと思います。
だからこそ、本という活字に触れ、
文章からあなたなりの想像を膨らませる。
そうすることで、
物語の世界を楽しむことでストレス発散や
リラックスになるのではないでしょうか?
他にも読書の効果として、
- 読書で教養やボキャブラリーが増え、相手の話をよく理解できるようになる。
- 自分の気持ちも適切な言葉で伝えやすくなる。
- 本の登場人物に感情移入することで、他者への共感力がアップ。
- 共感力が高まれば、何かあったときに人の気持ちを想像しながら対応する力も育つ。
などの人間関係能力が身につき、
人間関係の煩わしさやストレスの軽減に繋がります。
そして何より、
本は、手に取り、開くだけで、
物語という異空間にどこでもドアのように移動できる。
テレビやスマホで動画視聴もいいですが、
たまには、読書で活字に触れてみるのもおすすめですよ。
以上で今回の記事のまとめを終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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